このブログを運営しております、モンドです。
当サイトにご訪問くださってありがとうございます!

このページでは、このブログを書いている私がどのような人なのか
自己紹介をさせていただきます。

サイト運営者の経歴

最初に簡単にわたしの自己紹介させていただきますね。

  • 国立大学の医療系学部を卒業
  • 医療従事者として 総合病院、健診施設に勤務し
    健康診断から重症患者まで、のべ50000人以上に携わる
  • 現在は精神科勤務の傍ら、フリーランスとして事業運営
    (集団になじめない自分の社会適応能力ゆえ)
  • 分子栄養学(オーソモレキュラー)を学び、
    食事バランスの改善・サプリメントによって自らの心身の不調を立て直した

私は医療系の大学で医学を学び、
臨床検査技師という技術職をしている、医療従事者です。

最近はコロナウイルスのPCR検査が注目されるようになりましたが
(私自身はコロナ関連業務には従事しておりません)
患者さんの血液や体の状態を測ることによって、健康かどうかを調べるお仕事です。

職に就いて10年ほどが経ち、
医療の仕事がいやになって一時期離職した経験もありますが
元気な方の健康チェックから、難病の方や生死を彷徨う重症患者さんまで
のべ50000人以上の患者さんに携わってまいりました。

※写真は私ではなく、イメージです

精神科で働いていました

精神科に勤務して、脳神経系の検査をしていました。

うつ病や脳神経系の疾患で来院される患者さんの検査をしながら、
検査の合間に、患者さんのお悩みや雑談、グチなどを聞かせていただくことも度々あり
患者さんが心を開いてお話をしてくださった時は、とても嬉しく感じています。

(追記:現在は転職して、別のお仕事をしています)

自分もメンタル不調でした

精神科で働く立場ではありますが、
私自身が、高校生の頃に貧しい食生活を続けて以来、
長らく体調やメンタルの不調に悩んできました。

食生活の乱れで体調と人生を崩した過去と、取り返せない体の負債。~食べもので未来の選択が変わってしまう怖さ~

また、子供の頃から

  • 人と目を合わせられない
  • 1対1では話せるのに、集団で行動するのが苦痛
  • 空気が読めず、相手から期待されている返しができず
    場の空気を白けさせてしまう

などのコンプレックスを抱えていました。
それが発達障害の傾向だとわかったのは、だいぶ後、大人になってからのことです。

そして、メンタルの不調や常にだるい慢性疲労のように、
思うように心や体が動いてくれないという悩みを抱えている人って、わたしだけではなく
決して少なくない方が同じような悩みや不調を抱えているのではないかと
数多くの患者さんを見てくる中で感じたのです。

メンタルの不調は
どこからが病気かがわかりにくい

メンタル不調の難しいところは
どこからが「うつ病」などの病気で、どこまでが一時的なストレスや落ち込みなのかが
自分自身でも他人からもわかりにくいこと。

また、現在の医療でも
すべての精神科の先生の見立てが同じとは限らず、
診断基準があいまいであるのが現状です。

もちろん経験知で見抜ける先生もいらっしゃいますが
病変のように、画像に映ったり、目で見てわかるものではないですからね。

そして、皮肉なことに
「自分が弱いだけだ」「このくらい平気」と、
病識がなく無理をしてしまう優しい方や責任感の強い人ほど
うつになりやすいというのも特徴です。

「うつ病」と診断が付いているか否かは
重要ではない

特にこのブログで扱う、「食べもので心の体力を底上げする」ことにおいては
病院でうつ病や発達障害などと診断されたか否かは、あまり重要な線引きとしておりません。

このブログでは、病気の診断された方もそうでない方もひっくるめて
気分の落ち込みや自責、感情の起伏など、メンタルに何らかのコンプレックスがある方を
一括りにして、「メンタル不調」という表現を使わせていただいています。

わたしも、メンタル不調とは書いておりますが
「うつ病」や「発達障害」という診断は受けていません。

食べものが心を作っていると
知ったきっかけ

わたしが食べものがメンタルを左右しているかもしれない、と知ったのは、2016年。

当時はネット上の情報は限られていて、
自分で情報収集をしながら
玄米を食べてみたり、ニンジンを皮ごと食べてみたり、ごはんにかつお節をかけてみたり、
そんな自己流やって、変化があるのかないのかよくわからないままにいました、

独学ではうまくいかなかった

そこから、独学の限界を感じ
実際に栄養療法を現場の診療に取り入れておられる、医師や管理栄養士の先生方から
栄養医学(分子栄養学・分子整合栄養医学)を学んだのでした。

それから、自分がやってきたことが的外れだったり、圧倒的に量が不足していたりと
自己流がダメだった原因を知ることになり、
本格的にサプリや糖質制限を始めたのです。
(玄米がダメなのではなく、自分の目的とは外れていた、という意味です)

自己流だけでもダメだけど
知識だけでもダメだった

しかし、人間の体質や弱いところ、足りていないものは人それぞれで
必ずしも教科書どおりにいくとは限りません。
最初は理論通りにならず、思うようにならない苛立ちを感じることばかりでした。

サプリを摂りすぎて顔色がおかしくなったり、吐いたりしたこともありましたし
かえってメンタルが落ちて、
毎日自殺しそうになる気持ちをなんとか止めるのに必死になっていた時期もありました。

また、原料にこだわるあまり、サプリを月に何万円も買って家計を圧迫してしまって
「このままでは健康を取り戻す前に、破産してお金がなくなって死んでしまう…!」
「結局、何もしない方がマシだったんじゃないか!分子栄養学なんて知らない方がよかった!」
と、自暴自棄になったり、焦燥感にかられてネガティブになったことも幾度もありました。

一進一退を繰り返しながら、
「死にはしないはず」「何もしないよりマシ」と、暗闇の中で自分の生命力を信じながら
既存の知識と自分の体の反応の折り合いを見つけてゆき
徐々に自分の体とうまく付き合えるようになって、今に至ります。

続けるためには
コスパや手軽さも重要

自分もそうでしたが
特に、メンタル不調を抱える方の中には
休職していたり、フルタイムで働けない状態の方も少なくありません。

そのような方が、数万円もするサプリを毎月買うようなことは、現実的とはいえませんし
体力が落ちて、頭もうまく回らないのに、
凝った料理を作ったり、隅から隅まで難解な論文を調べ尽くしたりするのが
どれだけしんどいことかも、身をもって体験しています。

ですので、しんどい人が続けやすくなるために、
なるべく難しいことや面倒なことは避け、ハードルを下げて
(というか、自分が面倒くさがり屋なだけなのですが。笑)
簡単に作れる料理をご紹介したりもしています(^^)

→ズボラが教える簡単で栄養たっぷりの食事アレンジ

自分に合うように
試行錯誤して折り合いをつける

そんな試行錯誤を繰り返し、
自分の体質や解決したい不調に合わせた知識を集めてアップデートし
基礎は抑えつつ自分に合ったやり方を築いていきました。

サプリが効かない原因とは。「どうせ効かない」と諦める前に知っておくべき4つの見直しポイント

東洋医学や食べ物・栄養に関する哲学は
西洋医学のように確立しておらず、流派のようなものが色々乱立していますが

結果主義というか、
「効くものがいいもの」というのがわたしのモットーです。
当サイトの内容は、絶対的なものではなく、あくまで個人の体験であり
体感は個々人の体質や年齢、他の生活や食習慣などによっても左右されます。

結局は自分の体質をよく知って、行き止まりにぶつかったら微修正をしながら
ある程度自分に合うように取捨選択する柔軟性も必要になってくるのではないかと
わたしは考えています。

ですから、これをお読み下さっている方にも
当サイトで書いてある内容を全て鵜呑みにするのではなく、
頭の片隅に疑う気持ちを持っておくくらいの気持ちでご覧いたら桁らと思っております。

自分が生きづらいところに身を置かない

それから、自分の抵抗力を高めることは前提として、
それでも、自分に合わない環境や
どう頑張っても不利な環境というのは、確かにあります。
(もっと言うと、頑張るほど不幸になる環境もありますよね。)

  • ラクしたいがために、人の能力や頑張りをうまく利用しようとする人
  • あなたが目立ったり成功したりすることに嫉妬して足を引っ張る人
  • 人を叱責することでしか自尊心を保てない人
  • 年功序列や上がらない給与システムなど、理不尽な制度や力関係

少し冷静になって考えると、
このような人や環境ってよくありますよね。

努力を食い物にする無理ゲー社会から
逃げる・休むことも必要

自分が渦中にいるとなかなか気が付けないし
優しい人、努力家の人ほど「自分の能力・努力が足りない」と自分を責めてしまいがちですが
こういう場所で努力をしても、無駄なことって確かにあります。
限りあるあなたの体力やスタミナ、命の無駄遣いです。

わたしもずっと責任自分論で
自分に非がないか、直せるところがないかばかり考えてきましたが
頑張れば頑張るほど、うまくいかないことも増え、そんな経験を積み重ねるうちに
「自分が不幸になる環境からは離れる・逃げることで自分を護る」
ということも学んできました。

医療従事者であり患者、
西洋医学と分子栄養学
両方の立場から伝えられること

ということで、このブログは

  • 医療従事者としての医学的な知見と、
    医療現場での経験
  • 自分がメンタル不調を患っていた経験
  • 分子栄養学(当サイトではわかりやすく「栄養医学」と表記しています)を学んで
    どん底から自分の体で実験を重ねてきた経験

という、多角的な立場を経験したからこそ
お伝えできることをリアルに書いています。

医療従事者は
栄養との関連性をあまり知らない

ここだけの話、よほど自分で意識的に情報を集めている人でもない限り
医療従事者の中でも、栄養とメンタルとの関係を知っている人はごくわずかです。

薬ではなく、どうして食べもの?メンタルの健康に栄養が必要な理由と「感情の材料」。

それは、医学部の授業では、栄養との関連性についてはカリキュラムにあまりなく
ほとんど触れられないため、医療従事者自身も知らないのです。
医療従事者が奨める「規則正しい食事と運動をしよう」は
一般論の受け売りです。

私自身も過去、栄養との関連性を学ぶまでは、
「異常値を普段の生活で治すには、どうしたらいいの?」と聞かれた時は
そう答えるしか術がありませんでした。
(その頃は、自分もメンタルを病んでいましたしね)

※ちなみに、現在勤務している病院では
わたしは栄養に関する話は触れていません。
自分の病院ではありませんからね。

注意:
病気の診断・治療はしません。
あくまで情報提供です

私は医療従事者とはいえ、医師ではございません。
また、当サイトは医療サービスではございません。

本ブログを通して診療行為や投薬・病気の診断をする権限は一切ございませんし
医者まがいの真似事をする意向もございませんことは
一医療従事者としてわきまえております。

当サイトの運営方針と免責について

あくまで、情報提供として
このブログを「きっかけ」として利用していただけたらと思っている所存でございますので
お読みになって下さるみなさまも、過信しすぎることなく
当サイトで不足の情報はぜひ、他サイトや本など、複数の情報をもとに
個人の自己責任として吟味なさって下さい。

一人ひとりが
「健康を選ぶ」時代になってほしい

私が発信を通して望むことは

医療者であっても、そうでなくとも
自分自身の体を守るための最低限の健康知識を備え
多少の不調は自分で考え、調べ、自分で対処できるようになる社会です。

医療に全て任せて依存することなく、
自分自身の健康を守るための手段として、知ってほしい。

なにも、必死になって隅々まで勉強する必要はありませんが、
基本的な知識や、本質的な概念を少し知っているだけで
流されることも、恐怖や不安に煽られることも、うんと少なくなります。
溢れる情報を見ても、情報の意図や質を吟味し、
ご自身の意志で望む方法を選択することができるようになります。

そんな、医療に依存しすぎない、健康の自主管理ができるような
メディカル・リテラシーが一人ひとりに身に着けばよいなと願っています。

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記事の内容について

この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。

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Author この記事を書いた人

モンド

不規則な食生活をきっかけに体調とメンタルがボロボロになった経験から、食が体に及ぼす影響の大きさを実感。
栄養医学を学んで、自分の体で試行錯誤しながら実践した体験記をブログにご紹介しています。本業は医療従事者。

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