先日、水素入浴剤を買って1か月ほど継続的に使ってみて、
肌がモチモチになり、髪の毛がサラサラになり、気にしていたほうれい線が薄くなるなど
すっかり水素入浴剤にハマっています。
原因不明の疲労感。
入浴剤と関係ある?
ですが、ここ最近なぜか
家でPCばかりしていて大して動いていないのに、
疲労感がすごかったんです。
というか、眠くて仕方ない。

夜更かししているわけでもないのに、休日は12時くらいまで起きられない。
やっと起きても、眠すぎて2時間くらいは布団の中から出られない。
やっとベッドから出ても、ダルくて3時間おきに横になり、しんどすぎてろくに活動できない。
また副腎疲労かな?くらいに思って、サプリやプロテインを強化していましたが
栄養不足の心当たりもないし、疲れるようなこともしていないので、不思議に思っていました。
→副腎疲労とは(記事を書く予定です)
水素入浴剤に水素発生剤が入っていない?
そんな時、水素入浴剤を1袋使い切りそうだったので
もっと安い商品はないかなぁと思い、別の水素入浴剤を注文しました。
届いて封を開け、さぁ使おう!と思い
何気なく成分を見て見ると…
あれ?
水素発生源の「水素化マグネシウム」が入っていない。

※発売元は伏せさせていただきました
原料に水素化合物がない
さらに、水素化マグネシウムを含んでいないどころか
「水素」と名のつくものが見当たらない。
「ホウ素含有化合物」とボカされている物質が気になりますが
水素とは書いていないし…
炭酸水素ナトリウムは、分解されても遊離されるのは炭酸と水。
ベーキングパウダーなどにも使われる原料で、水素は発生しません。
おそらく泡(炭酸)を発生させるためのものでしょう。
2NaHCO3 → Na2CO3 + CO2 + H2O
中学生の実験で習ったのが懐かしいですが、上記の反応になります。
→詳しい性質はこちら(Wikipedia)
ではこの入浴剤、何から水素発生してるの?
もしかして、水素は発生しない、まがいもの??
と、不思議に思ったので、調べてみました。
水素を発生する
「水素化ホウ素ナトリウム」
調べてみると、
水素化マグネシウム以外に水素を発生する物質に、
「水素化ホウ素ナトリウム」というものがあるそうです。

※画像はイメージです
であれば、水素を発生する原料は
謎の「ホウ素含有化合物」かもしれませんね。
水素化ホウ素ナトリウムとは
水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4:テトラヒドロホウ酸ナトリウム)とは
水に入れると、水素とホウ酸に分解されます。
NaBH4 + 2H2O → 4H2 + NaBO2
この性質から、燃料電池や水素を用いた燃料の材料として使われたりしているようですが
一方で、「ホウ酸だんご」など、殺虫剤として使われることもあります。
殺虫剤にも用いられる「ホウ酸」
人体にはよくないらしい
つまり、言い換えると
虫が死ぬほどの毒性があるということでもあります…
「水素化ホウ素ナトリウム」自体も、分解された後の「ホウ酸」も
体にとっては毒性があるようでして、
誤ってホウ酸ダンゴを食べた方が亡くなったケースもあるそう。
→ホウ酸の有害性については、こちらの記事を参考にさせていただきました
ちなみに、上記のリンク先の筆者さんも水素入浴剤を使用し
鉛を纏ったような倦怠感に悩まれていたようです。
いずれにしても、ホウ酸はあまり体にはよくないようです。
水素を摂るのと引き換えに、体に良くないものを摂ってしまうのであれば
せっかくの水素入浴の意味がありませんよね。
「ホウ素含有化合物」と
あいまいな原料表記になっていた理由
あくまで推測ではありますが、もしかするとそんな理由から
「ホウ素含有化合物」とボカした原料表記になっているのかもしれません。

ということで、新品の封を開けたところで
新品の水素入浴剤を使うのを中止。
(開けてしまったので返品ができなくなってしまった…!)
今までの水素入浴剤にも
ホウ素含有化合物が入っていた
今までの水素入浴剤は、水素化マグネシウムが入っているから
大丈夫かな、と念のため見てみると
なんと、今まで1か月ほど使っていた水素入浴剤にも「ホウ素含有化合物」が入っていました…!
顔や髪の毛にバシャバシャ使っていたし
なんなら残り湯まで余すことなく洗顔や手洗いに使っていたのですが…( ;∀;)
ショックですが、
逆に、最近のひどい眠気がもしホウ酸の影響だったとしたら
入浴剤をやめたら治るということでもあるので
まぁ、ある意味では解決策が明瞭でよかった、とも言えます。苦笑
※入浴剤に含まれるホウ素化合物の量が、すべての方が病気を起こすほどの毒性があるかどうかはわかりかねます
ホウ素含有化合物が含まれる水素入浴剤は
意外と多い
早速、「ホウ素含有化合物」なる原料が含まれていない
水素入浴剤をネットで探し直したのですが…
安価なのか、水素の発生効率が良いのか
意外と、多くの水素発生入浴剤にホウ素含有化合物が含まれていて
(というか、原料が明記されていない入浴剤もあり)
ホウ素含有化合物が含まれていない入浴剤を探すのが大変でした。
やっぱりマグネシウムペレットで
地道に水素をちょっとずつ発生させるのが一番なのでしょうか…
または、粉末ではなく
水素発生器などで水素を作るのがよいのか…
水素入浴を中止してからの変化
急遽、水素入浴を中止して
エプソムソルトとマグネシウムペレットのみのお風呂に戻しました。
マグネシウムペレットから微量の水素が発生するとはいえ
やはり、水素入浴剤を入れていた頃より湯上りのもちもち感はなくなってしまいました。
が、異常なほどの眠気は徐々に抜けてきました。
追記:ホウ素が入っていない水素入浴剤を購入した
水素入浴を中止して約1週間後。
ホウ素が入っていない水素入浴剤をネットで購入し、届きました!
届くまでは半信半疑でしたが
実際に届いた製品の成分表記を確認してみると…

ホウ素を含む原材料は入っていませんでした!
ちなみに「ベントナイト」は、水分を逃さないようにするための保湿成分だそうです。
一応含まれる元素を調べましたが、
シリカゲル(ケイ素)が主成分の鉱物のようで、ホウ素は入っていないよう。
→参考サイト
これで安心してまた水素入浴ができます!
ちなみに今回新しく購入した
ホウ素を含まない水素入浴剤は
「水素気分」という商品です(^^)/

パッケージも元気が出そうなかわいいデザインですね!
しばらくは水素気分さんにお世話になろうと思います♪
体感に変化があったら、また続きを書きますね。
記事の内容について
この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。