わたしは普段、エプソムソルト入浴で
マグネシウムを補給しています。
良いエプソムソルトはないかな、と日々探しているのですが
時々おすすめに出てくるマグネシウムペレットというものが気になっていました。
(広告やおすすめ表示って邪魔なことも多いですが、たまに役に立ちますよね)
マグネシウムペレットとは
マグネシウムペレットとは、
純マグネシウムを粒状にした金属の塊です。
調べてみると、洗濯物に一緒に入れるとにおいや汚れが落ちやすくなるそうで
洗濯に使っている人も多いというレビューをたくさん見かけました。
マグネシウムを経皮吸収する3つの方法
マグネシウム入浴で、
マグネシウムを肌から吸収(経皮吸収)する方法は、
3通りの方法があります。
- エプソムソルト
:
硫酸マグネシウム(ザラザラした塩状のパウダー) - マグネシウムフレーク(またはにがり):
塩化マグネシウム(結晶状のフレーク) - マグネシウムペレット:
純マグネシウム(金属の粒)
のいずれかをお湯に入れます。
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/img_0414-scaled-e1606489978174.jpg)
↑写真は塩化マグネシウム(マグネシウムフレーク)です。
マグネシウムペレットは
繰り返し使える
エプソムソルトとマグネシウムフレークは、お湯に溶かして
お風呂から上がったらお湯と一緒に流して捨てますが
マグネシウムペレット(純マグネシウム)は金属の塊ですので、お湯に流さず再利用できます。(少しずつ溶けて少なくはなります)
エプソムソルトやマグネシウムフレークを買う時、
マグネシウムペレットを入れるのはどうかな、とちらっと検討したものの
手入れがめんどくさそうだったのでやめたのですが…
しばらくして、水素入浴強化月間に
水素の健康作用や水素入浴について調べていると
なぜかマグネシウムがレコメンドされたので、気になってきたのです。
水素について調べていたら
マグネシウムに行き当たった
どうして一度買うのをやめたのにまた気になったのかというと、
純マグネシウムを水に浸けると、水素を発生するという情報を目にしたためです。
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/water-600x400-1.jpg)
マグネシウムペレットのレビューを見ていると、
どうやらマグネシウムから発生する水素が消臭・除菌効果があるらしく、
お洗濯に使って洗剤を節約している根強いマグネシウムファンの方がいるよう。
思いがけない情報が気になりすぎて
ネットを見る手が止まらない。
マグネシウムを水に浸けると
水素が発生するらしい
洗濯は別にいつもの洗剤で間に合っていたので置いておいて、
「マグネシウムから水素が出るって本当?!」
と、まだ疑わしかったのでさらに調べてみると
こんな動画を見つけました。
動画引用元: 株式会社 高純度化学研究所様
百聞は一見に如かず。
マグネシウムの塊を水に浸けると、水素の気泡が発生しています。
すごいですね…!
酸性下でより激しく反応する
お湯でも水でも同じくらいの量がポコポコと出ていますが、
酸性の水に浸けると一気に大量の水素の気泡がシュワーっと出てきています。
マグネシウムで水素水が作れる?
だとすると…
マグネシウムペレットをお風呂に入れると
マグネシウムも摂れるし、水素も摂れる、ということ…?!
と、真夜中に興味が止まらなくなったのです。
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水素水のすごさは体感済み
水素の効能については、
つい最近、水素入浴の連続検証をしていたばかりでした。
肌がもちもちになったり、透明感が増したり、疲れがきれいに取れたりと
疑う余地がないくらいの実感を感じて、すっかり水素の虜になっており
ちょうど、次の水素入浴剤をそろそろ買い足そうと思っていたところ。
マグネシウムから水素が発生する原理
マグネシウムを水に浸けると
Mg + 2H2O → Mg(OH)2 + H2
このような加水分解反応が起きて、水素を発生します。
お湯がアルカリ性になる
さらに、生成した水酸化マグネシウムからは
Mg(OH)2 → Mg2+ + 2(OH)–
と、マグネシウムが遊離して
お湯はアルカリ性になります。
水素入浴剤と併用すれば節約できるかも
マグネシウムペレットは繰り返し使えますので、
水素パウダーや水素発生器よりコスパも良いのではないか。
マグネシウムの塊から水素が発生するなら、
わざわざ水素発生器や水素水の入浴剤を買わなくて良いし
買わないまでいかずとも、水素パウダーが少なく済んで節約できるかもしれない。
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/pixta_38108615_L-640x427.jpg)
だとすると、お得な気分ですよね。
まずは試して自分の体感で感じるのみ
ということで、実際どのくらい水素が発生するのか、
今使っている水素入浴剤と比べて体感に差はあるのか、
何はともあれ実践あるのみということで、
早速、マグネシウムペレットを取り寄せて試してみることにしました!
マグネシウムペレットが届いた
今回買ったのマグネシウムペレットはこちら↓
せっかくなら色々試してみようと思い、
たくさん入った800gサイズのマグネシウムペレットを買ってみました。
届いたマグネシウムペレットはこんな感じでした。
![マグネシウムペレット](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/img_1001-scaled-e1619157205449.jpg)
ちなみにお昼に届いたので、
お風呂より一足先に、飲み物で水素発生実験をしています。
マグネシウムペレットの使い方
使い方というほどでもないのですが、
お風呂にマグネシウムペレットを入れると、水素が徐々に発生するそうですので
入れてみます。
今回は150g入れてみました。
なんとなく計ってみる。
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/img_1028-scaled-e1619318515163.jpg)
浴槽に入れる時はネットに入れる
マグネシウムペレットをそのままお風呂や洗濯槽に入れると
お湯を捨てる時にマグネシウムの粒が浴槽に散らかって、拾い集めるのが大変ですので
マグネシウムの粒が逃げていかないように、ネットに入れておく必要があります。
穴が小さいネットが必要
マグネシウムペレットは5~6mm大のものが主流で
さらに、使うたびに少しずつ小さくなりますので
マグネシウムペレットが出てこないように、網目はできるだけ細かいものをおすすめします。
普通の洗濯ネットでも良いのですが、
意外と小さいサイズのネットって売ってないんですよね…
100均も探し回りましたが、小さいネットって意外と売っていない。
このご時世、マスク洗濯用ネットというものが100均に売っていましたが
これでも微妙に大きい。(しかし、商品開発のスピードはすごいですね)
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/img_1029-scaled-e1619318507436.jpg)
透かしてみると、かなり余っていますが、
二重で強度はありそうだし、まぁいいでしょう。
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/img_1031-scaled-e1619318524614.jpg)
ネット通販ではマグネシウム入浴やマグネシウム洗濯用に
手のひらサイズのミニネットが色々売っていました。
Amazonでお手玉のようなかわいいネットもありました。
これならお風呂に入れても邪魔じゃないし、
洗濯物と一緒にお風呂に入っている感がなくて癒されますね。
破れない、漏れなければOKですので
使い古したストッキングなどで代用しても良いと思います。
ちなみにネットやマグネシウムなど、個別に揃えるのが面倒な方は
ネットと純マグネシウムがセットになった商品も販売されています。
それを先に言えっ!と突っ込まれそうですね。苦笑
お風呂に入れてみる
先に行った飲み物実験で、水素の泡が出てくるのには少し時間がかかるということがわかったので
お湯を貯めるのと一緒にマグネシウムネットを入れてみました。
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/img_1033-scaled-e1619431918108.jpg)
なんか、浴槽に異物が入るのは
ちょっと落ち着きませんが…
肌の乾燥防止のため
エプソムソルト併用
ちなみに、純マグネシウム単体では物足りないかもしれないと思い、
いつも入れているエプソムソルトも一緒に入れました。
マグネシウムペレットからもマグネシウムが溶けだしますので
エプソムソルトはいつもより若干少なめにしました。
酸性の水の方が反応が良くなるということで、
気持ち程度の量ではありますが、
いつも入れている塩素除去のためのビタミンC(アスコルビン酸)も入れてみます。
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/img_1034-scaled-e1619431912513.jpg)
水道水の消毒に使われる次亜塩素酸を中和するために入れています。
水素の泡が出てきた
しばらくたって見に行くと、
ネット越しでもわかるくらい、ポコポコと水素の泡がでてきていました!
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/img_1036-scaled-e1619431906414.jpg)
ネットに入れているから反応はわからないかな、と思っていたのですが
うれしい…!
入浴してみて
水素が出ている感じはあったか
マグネシウムペレットのネットも浴槽に入れたまま
実際に入浴してみました。
つい先日まで、水素が発生する入浴剤を使っていたので
その時の水素入浴との体感を比較します。
水素の泡は少ない
水素の発生する入浴剤では
お湯に浸かっていると、水素の細かい泡がびっしり体に付着しましたが
今回の純マグネシウムでは、水素の泡が付着するほどではありませんでした。
目に見えない小さい気泡はもしかしたら多少あるのかもしれませんが
水素の量は入浴剤ほど多くないのかもしれません。
ネットを揉むと、水素の泡がまとまって出てきます。
気になって、お湯の中でネットを開けてみましたが(笑)
マグネシウムからは微量の泡がポコポコ出ているくらいの勢いではありますが
地道に水素を発生しているようでした。
エプソムソルト単体よりも
肌のもちもちは感じられた
ただ、エプソムソルト単体で入浴した時よりも
湯上りの肌のもちもち感や、髪の毛のしっとり感はあったような感じがしました。
結論:
単体使いよりは補助に向いている
マグネシウムペレットを使ってみた結論は、
「水素を補給する」だとか、目に見えた効果が欲しいのであれば
純マグネシウム単体では少し物足りないかな、という印象。
ただ、冒頭で書いたように
純マグネシウムは、マグネシウムも摂れて水素も発生するので
普段のエプソムソルトや水素入浴剤の量を節約のため少なくして
マグネシウムペレットを併用して入れる、といった
「補助」として使うには適しているかもしれないと思いました!
水に流れていかないで繰り返し使えますし、節約にもエコにもなりますね。
(繰り返し使うと、少しずつ小さくはなります)
追記:ゆっくり抜ける水素入浴剤と
ゆっくり発生する純マグネシウムは
相性が良いかも
その後、何度か使っていて気が付いたのですが
水素入浴剤は、時間とともに水素が抜けて水素濃度が減る一方で
マグネシウムペレットからはゆっくり水素が発生します。
![](https://mentalhealth.mondbrand.net/wp-content/uploads/2021/04/とまと水.jpg)
このタイムラグが、時間とともに抜けていく水素を良い感じに補ってくれることを考えると
水素入浴剤とマグネシウムペレットを併用するのは、相性が良いかもしれないと思ったのでした!
実際に、水素入浴剤と併用して使ってみると
入浴後30分経っても、泡が体に付着するようになりました。
ということで、その後の最強セットとして
こんな組み合わせに落ち着きました(^^)/
飲み物バージョンも試してみました
水にマグネシウムを入れると水素を発生するのであれば
飲み水も同じ。
ということで、飲み水で試してみた実験もやってみましたので
よかったらこちらもご覧ください(^^)/
記事の内容について
この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。