コロナウィルスが流行しだしてから1年以上も経ちますが
未だに収束する気配がありませんよね…
わたしも暦通りのクリニックに勤務しているので、GWはお休みなのですが
営業時間短縮、外出自粛でどこにも行くところがなく、ひたすらブログを書いています。
自宅にいると気分がふさぎ込みがち
メンタルに不調があろうとなかろうと
ずっと家にいると、気分がふさぎますよね。
一人で過ごしていると、ついついネガティブな考え事をしてしまいがちだったり
家族がいたらいたで、口うるさかったり、逆に家事もせずグータラしている家族に辟易しているかもしれません。
かと言って、わざわざ外に出るのもなんだし
結局、見たいわけでもない手元のスマホを見るしかなくなる。
という気持ちはわたしもものすごくわかります…！
自宅で簡単に気分転換する方法
ということで、今日は栄養のお話とはちょっと離れますが
自宅で簡単にできて、気持ちも変わる気分転換をご紹介します。
それは
- 料理する
- 掃除する
です。
なんだよ、家事を頑張れって話か！と思うかもしれませんが
- 自分のために料理を作る
- 自分が汚した家を掃除する
というのは、意外なほど癒し効果があるものでおすすめです。
自分のために料理する
手間暇かけて自分のために料理を作ってみる
というのは、自分をいたわることにもつながります。
特に、いつもは家族のことを考えて作っていて
自分は余りものを適当に食べている人や
普段料理をあまりしない人にはおすすめです。
「自分をいたわっている自分」を感じる
これから自分が食べるものだ、ということを意識して作ってみると
「自分をいたわっている」という実感が湧いてきます。
ただ、料理が苦手な方や、普段から頑張って料理を作っている、という方は
無理しないでくださいね。
自分のために掃除する
料理よりもおすすめなのが掃除です。
どなたにもおすすめですが、特に
腸内環境で悩んでいるとか、ダイエットだとか
デトックスが必要な人にぜひ行ってみていただきたいです。
掃除が直接的に体に良い、というのとはちょっと違って
（もちろん清潔にするのは体にも少なからず良いことですが）
自分の汚したところをきれいに掃除する、という行動が
掃除を通して自分と向き合わせてくれます。
排水口の掃除を通して
自分と向き合う
特におすすめは、排水口。
台所やお風呂、洗面所の排水口は
普段掃除していないのであれば、かなり真っ黒に汚いはずです。
髪の毛フィルターやごみ取りカバーなども思い切って外して、
水が吸い込まれる奥の部分まで、歯ブラシなどを使って
頑張ってヌメリを取って磨いてみてください。
何をするでもなくついつい落ち込んでしまうその時間を使って、
ぜひ勇気を出して開けてみてほしいです。
細かいテクニックや特別な道具は要りません。
とにかく、汚れを落として、磨いてきれいになればOKです。
きっとそんなに時間をかけずとも、きれになるはずですよ。
最初は「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう。めんどくさい」と思うかもしれませんが、
ひたすら手を動かしているうちに、自然と色んな思いが湧いてくるようになるもので不思議です。
良いものを入れるより先に
悪いものを落とすだけでも見違える
わたしは必要ないものまでついつい買い込んで溜めてしまう
買い物癖や捨てられない癖があるのですが、
無心で排水溝を根こそぎ掃除するたびに、
「あぁ、新しいものや自分にないものを足すよりも
もっと大事なことがあるなぁ…」と、反省させられるものです。
これって、体調も同じことが言えて
あれこれ足すよりも、まずは自分が作ってきた「汚れ」を落としてきれいにすることが先で
いらないもの、余分なものを落として磨くだけで体が軽くなり、
もうかなり十分なくらいになることだって少なくありません。
汚れは自分が生活してきた軌跡
家の汚れは、
自分（または家族）が暮らすうえで出てきたもの。
最初は気持ち悪いと思いますが、
出てきた真っ黒な汚れと向き合って一心に落とすうちに、
「こんなに頑張ってきたんだ…」
「こんなところから目を逸らしていたんだ…」など
（必ずしも悪い意味だけではなく）思うことや気づきが自然と出てくるはずです。
わたしが掃除することが自分の内面に影響することに気が付いたのは
この本↑を読んだのがきっかけでした。
そうじをきっかけに人生が変わった方の体験談も載っていて、
とても興味深いのでよく読み返しています。
少なからずお家もきれいになりますし、やってみて損はないです。
きっとスッキリしますよ。
排水口が勇気がない方は
トイレもおすすめ
排水口をいきなり掃除するのが怖い方は
トイレもおすすめです。
トイレは面積も狭いし、流すものも限られていますから
意外と頑固な汚れが少なく掃除しやすいです。
まずは「ここならできるかな」という所から始めてみると、
一ヶ所がきれいになったら、気持ちがスッキリして
「他のところもついでにもっときれいにしたい！」と思うようになっているかもしれません。
まとめ：
気持ちが落ちた時こそ
自分のために体を動かしてみよう
ということで、今日は栄養の話ではありませんでしたが、
少し違う方向から、ついつい落ちる気分を紛らわす方法のご紹介でした！
体を動かすと、心も動きやすくなる
落ち込んだ時は、体を動かすのが一番です。
血行が促進されて気持ちが軽くなる、という物理的なメリットもありますし
さらに、美味しい料理ができたり、家がきれいになるというメリットもありますので
自分のためにちょっといい仕事したな、とダブルで良い気分で過ごすことができます。
何かしたいけど、何をしたらいいかわからない…
外出できないから、何も楽しみがない…
そんな方はぜひ、この機会に
「お家」と向き合ってみて下さいね(^^)/
おまけ：日光に当たるのも効果的
適度に日光に当たることは
メンタルにも抵抗力アップにもいい効果が期待できます。
人混みに出ずとも、
外で洗濯物を干してみたり、ジョギングやお散歩してみたり
ちょっとした工夫をしてみてはいかがでしょうか。
記事の内容について
この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。
