こんにちは、モンドです。

わたしは栄養改善を始めてからというもの、
意味もなくメンタルが荒れたり
救いようもないくらい落ちることは少なくなっていたのですが…

ここ最近、生活の変化の反動で
実はちょっと落ち込んでしまっていました(^^;

メンタルが改善しても
いやなことがなくなるわけではない

メンタルが充足されても
嫌なことがなくなるわけではない。

世界中からイヤな人が絶滅するわけではないし(笑)
自分自身のコンディションも、調子が悪い時ほどでないにしろ
忙しい出来事が重なったり、疲れたり
体調が良くない時など、波は多少あってこそ人間ですからね。

ということで、原因を客観的に見つめたうえで
今は心と体にいいものを補給して充電する
「療養期間」にしています。

せっかくのいい機会ですので、
実際にわたしが実践している考え方や回復方法
新生活で燃え尽きやメンタル不調になりやすい因果関係を
リアルタイムにご紹介しますね!

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メンタルが落ちた原因

わたしの場合、
どうしてメンタルが落ちたかをよく考えてみると

  • 引越したばかりで疲れていた
    (荷造りや荷ほどきなどの肉体労働、新居やホテルでの慣れない生活)
  • 新しい環境に順応するストレスや忙しさ
  • 合わない人にしつこくされて困っていた
  • 忙しくてサプリを飲む頻度が減ってしまっていた
  • 毎日外食しなければない状況が続いて
    これまで心がけていた栄養バランスが取れなくなってしまっていた

と、原因が確かにあって
しかも、心身が消耗しやすい状況がいくつも重なっていたことがわかりました。

新生活は心身ともに消耗しやすい

3月4月は、初めての人に会う緊張感や別れ、
もちろん、中には合わない人に遭遇するストレス、
慣れない土地で戸惑うことや覚えることの多さ、
引越しの肉体労働や移動そのものなど…
色んなイベントがあります。

また、ネガティブな出来事だけでなく
歓送迎会や卒業旅行など、楽しいイベントも
体にとっては、疲労の原因にもなっていたりします。
(だから遊ぶな、というわけではありませんよ!)

大事な時期に限って体調を崩す・歯が痛くなる理由。ストレス・疲労・予想外のイベントにビタミンCを。

疲労やストレスは
体の栄養を大量に消費する

疲労くらいなら、寝れば回復するよ!
と思うかもしれません。

確かに、1日限りで終わるくらいの疲労であれば
休息を取れば、かなり回復するかもしれませんが…

平常時以上の活動をしている時というのは
体にとっても、普段以上のエネルギーを動員し続け要るもの。

具体的には、

  • 筋肉の疲労で体に蓄積される乳酸を代謝するためにナイアシン
  • 非日常のストレスで消費されるビタミンC
  • 新しい環境や人の名前を覚えるために集中するとビタミンB群

など、
ハードワークや過集中で特に消耗されやすい栄養素やビタミンというのがあります。

その場はやり過ごせたとしても、
体の備蓄は減っているということですね。

これらのビタミンは
免疫力やメンタル、認知機能に関わってきたりするものです。

実際に、
旅行や残業続きの後にカゼをひきやすくなるとか
燃え尽きてうつになった、という経験は
ご自身の経験や、身近で見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

5月病が5月に起きやすいのは
理由があった

なにかと変化の多い3月、4月に
適応しようと頑張ったり、忙しさに無理をきかせていたのが
5月の、GW明けくらいにエネルギー切れしやすくなる。

そう考えると、
緊張の糸が切れて、何もかもやる気が失せてうつ状態になってしまう
「5月病」がなぜ5月に起きやすいのかも、一理あるわけです。

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客観的な原因に
気付くだけでもラクになる

悩んだり落ち込んでいる渦中って、

自分が悪いんじゃないか、
なんでこんなに不運が続くんだろう、
適応できない自分はなんてダメなんだ…

そうやって、自分を責めてしまったり、
周りの環境を呪ってしまいがちですが、
客観的にみると、メンタルが落ちやすくなってしまっている要因が、確かにあった

そのことに気付けるだけでも、
(自分が至らなかっただけではなく、不可抗力だったんだとわかり)
幾分かラクになるものです(^^)

体のためになる解決法は
落ちたら、食べる。

原因がわかれば、あとは
その原因を潰せば、解決に近付くわけです◎

もっと言うと、
疲労や過集中で大量に消耗してしまった栄養は、補給するのみ、ということ。
シンプルですね。

無理なく少しずつ栄養の貯金を

とは言っても、あまり栄養価に神経質になりすぎては本末転倒ですし
落ち込んで料理をする気力も起きない…という方も少なくないでしょう。

サプリやプロテインなどを上手に頼りながら
できる範囲から、ちょっとずつ体に積み上げていきましょう。

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↑プロテインアレンジもご紹介しています◎

食べるものまで気が回らない!と
毎日やけくそでファストフードやスナック菓子で済ませてしまうくらいなら
完全栄養食やプロテインを買い置きしてしまうほうがベターですよ。

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↑普段なら、パンはおすすめしませんが
菓子パンよりはずっとよいですので、パン好きさんにおすすめ。
トランス脂肪酸も使われていないようです。

また、忙しくて家にいる時間がないよ!という方は
サプリをさりげなく持ち歩く工夫もしてみるとよいです。

本当は飲みたいけど、サプリ信者だと思われたくない…外出先にさりげなくサプリメントを持ち歩くコツ。

甘いものとお酒は注意

ここで摂るのを気を付けたいのが
甘いものとお酒。

どちらも、摂っているその場限りでは多幸感を感じやすいですが
糖分自体は、ここで言う体の貯金にはなりにくい栄養分ですし
糖分の消化にまた、ビタミンB群などの栄養分が使われてしまい
逆効果になりかねません。

加工食品・甘いもので栄養不足になる2つの理由。甘党男子は精力不足になりやすい?

お酒も同様で、
代謝でナイアシンなどの栄養分を消耗します。

どちらも、摂り過ぎは逆効果を招いてしまいますので
楽しみとして嗜む程度にとどめて、ほどほどにしておきましょう。

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まとめ:
失った栄養は補給するのみ

落ち込んだ気分を打開する解決策が「食べる」って
単純で、拍子抜けしてしまいますよね。

やみくもに自己啓発やヒーリングを受けるよりも
難しい心理学やセミナーなどを受けて学ぶよりも
体に確実に積み上がる「貯金」になります。
(栄養の采配を「ここに効く!」と、自分で決められるわけではないですが)

依存や失敗しにくく、体に積み上がる

自己啓発やカウンセリングのように
ジプシーになって依存してしまったりもしにくいです。
(そして、「効果がなかった!」と外側を責めるようになっては
対象が変わっただけで、ネガティブ感情自体は何も解決していませんからね。)

いつもよりちょっと疲れやすいな、
なんか異様にメンタルが落ちるな、という時
自分を必要以上に責めてしまう前に
栄養を消耗することをしていなかったか?と振り返って
足りていなそうな栄養を補給する。

思考を無理やり変えたり
外に癒しを求めるよりも、
強い心と体の基盤を作れるセルフケアとして
「落ちたら、食べる」は鉄則にしたいですね◎

疲れて落ちるのは、頑張りをきかせていた証拠。
「ちょっと調子が悪いな」という段階で気付けるようになって、
これまで頑張ってきた体を、食べていたわってあげましょう(^^)/

記事の内容について

この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。

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Author この記事を書いた人

モンド

不規則な食生活をきっかけに体調とメンタルがボロボロになった経験から、食が体に及ぼす影響の大きさを実感。
栄養医学を学んで、自分の体で試行錯誤しながら実践した体験記をブログにご紹介しています。本業は医療従事者。

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