実はわたし、昔から虫歯になりやすい体質なのか
口の中は治療した歯だらけなんです。
神経まで重症化して、銀歯になった歯もたくさんあります…泣
糖質制限を知る前の生活が相当高血糖だったのか、
血糖値の影響が、歯や口腔内に出やすい体質だったのか
あるいは、質的栄養失調で、歯や歯茎の栄養が欠乏していたか…
こんな生活していたら当然、
体にも糖が蓄積しているでしょうしね。
日々、微量の有害金属を摂取している
栄養医学の勉強をしていると
栄養の問題は「不足」だけが問題になることだけじゃなくて
水銀や鉛などの有害な金属の成分が体に過剰に蓄積することが
代謝に影響することも知ることになります。
極端な例だと、昔問題になった水俣病やイタイイタイ病などの公害も、
急激な工業発展の裏側で、水銀やカドミウムなどの重金属が体内に蓄積して健康を害してしまった例ですね。
重金属とは
「重金属」とは、金属の中でも比重の大きい
文字通りいわゆる「重たい金属」のこと。
※対して、アルミニウムやチタンなど
比重の小さい金属は「軽金属」と言われます
水銀や鉛、ニッケル、ウランなど
名前を聞くだけで体に悪そうなイメージの物質もありますし
実はなじみのある金・銀・銅も重金属です。
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有害重金属はどこから入ってくるか
この、摂りすぎると体に良くない重金属は
身の回りの金属や添加物、化粧品など、日常に多く存在していますので
自然に生活しているだけで、重金属は意識せずとも体の中に多少は入ってきますので
まったくゼロに避けるほうが難しいかもしれません。
特に、マグロなどの大型の魚は
食物連鎖を繰り返した結果、有害重金属の濃度が比較的高いと言われています。
一定量必要なものもあるが
重金属を摂りすぎると害になる
必要以上に体に入ると体に悪い作用を及ぼす重金属が多いですが
一方で、銅や亜鉛、鉄など
ある程度体に必要な重金属も存在しますので
重金属＝すべて体に悪い、とも限りません。
体にもデトックス機能が備わっている
有害重金属は、完全に摂取をゼロにするのは難しいです。
しかし、体には毒素を排出したり解毒する機能も備わっていて
ある程度の量の有害物質には耐えうるしくみもありますので
体に入った＝即病気、というわけではありません。
しかし、体のデトックス力を越えた有害金属が入ってくると
不調の温床になったり、サプリや栄養を見直してもなかなか改善しない…
ということが起こってきたりするのです。
歯の詰めものも金属
ところで、歯の詰め物（銀歯）も金属。
不調の原因が歯の詰め物であることもある
時には、口の中の金属が
アレルギーや体調不良などの隠れた原因になっている場合もあるようです。
（もちろん、何十年も何も起こらない人もいますが）
口の中は粘膜ですから、
口の中に有害なものがあったら、口の粘膜から全身に取り込まれいてもおかしくありませんからね。
わたしはアレルギーではないのですが
サプリがなかなか思うように効かず、
口の中にたくさんある銀歯が、少なからずメンタルや体調に影響していそうだなぁ…と以前から思っていました。
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金属でない被せものは保険適用外
でも、わざわざ銀歯を外して詰め替えてもらうのもなぁ、という思いと
金属でない詰め物や被せものは健康保険がきかないので（部位によっては保険適用になる場合もあるようですが、歯科領域は詳しくないのでわからないです）、そのまま放置していました。
銀歯のほうから取れてくれた
ところが先日、
いつもの朝食、くるみを食べていたら
銀歯が取れたのです。
↑いつもの簡単朝食
これはちょうど良い！
わざわざ銀歯を取りに行かなくても自然に取れてくれたなんてラッキー！！と思い(笑)、
重金属除去に理解がありそうな歯医者さんを検索して
診察をしていただいたのでした。
メタルフリー診療をしている歯医者さんは
まだまだ少ない
実は過去に、何軒かの歯医者さんで
「金属の被せものを金属じゃないものに替えたい」と相談したことがあったのですが…
完全メタルフリーの詰め物を入れてくれる歯医者さんが
なかなかない！
「奥歯ならそんなに目立たなくない？それよりもこっちの歯のほうが…」的な対応をされたり、
表面は白くても土台が金属だったりと、
ホームページにはメタルフリーの被せもののことが書いてあっても
結局、私が女性だからか、審美目的だと思い込まれて
「保険診療でできるよ」と、金属の詰め物を勧められるのがオチでした¯\( ˘–˘ )/¯
見た目はあんまり気にしていないのですが…
メタルフリーに理解のある
希少な歯医者さんを見つけた
本当の意味でメタルフリーに理解のある歯医者さんを見つけられず諦めていたのですが、
今回の歯医者さんは、メタルフリー外来や栄養指導もされていて
オーソモレキュラー（栄養医学）の知見もお持ちの先生でしたので
自分も栄養医学を学んだことがあることも含め、色々相談をしてみました。
体内の有害重金属・
ミネラル濃度を調べた
栄養診療に関して興味深々で、
歯医者さんでどんな診療や検査を行っているか、情報を見ていると
「オリゴスキャン」という、有害重金属をはじめとする微量元素の測定を行っているようでした。
重金属・ミネラルを手のひらで測定できる
「オリゴスキャン」
体内の重金属検査って、毛髪とか爪で検査するのかと思いきや
手のひらで検査できる機械があるよう。
先生曰く、
「こっちのほうが毛髪とかよりも誤差が少なく測れるんだよね」
とおっしゃっていました。
たしかに、髪の毛より手のほうが、血液や体液に近い気もしますよね。
わたしは過去に、サプリが素直に効きにくかったことがあり
絶対水銀とか重金属が蓄積していそう、と心当たりがあったので
一度、体内の重金属の過不足を調べててみたくて、この機会に受けてみました。
※今回検査していただいた有害金属測定システム
「オリゴスキャン」のより詳しい内容は公式サイトをご覧ください。
→「オリゴスキャン（Origoscan）：ミネラル有害金属測定解析システム」の公式サイト
痛くない
すぐに終わる簡単な検査
面倒な前処置や食事制限などもなく、
初診のその場で検査してくれました。
前処置といえば手を洗ったくらい。
手をよく洗って乾かしてから、
小型のルンバみたいな機械に手のひら数ヶ所を当てて検査してくれました。
「スキャン」の名の通り、かざすだけなので、測定は一瞬。
全く痛みもありませんでした！
オリゴスキャンの測定原理
測定原理は、手のひらに光を当てて
その反射率や屈折率から体内のミネラル濃度を算出するという仕組みだそうです。
→詳しい原理（オリゴスキャン公式サイト）
測定結果はその日のうちにわかる
毛髪検査のように、含有量を直接測るしくみではなく
光の反射具合を測るので、
結果もすぐに出てきて、目の前で先生が説明してくれました。
（このあたりのやり方は、医療機関によって異なるかもしれませんが）
採血して結果が出るのを待つと
1週間や、特殊検査項目があると2～3週間かかることもザラで
結果待ちの間、何もできないもどかしさや不安があったり
日を改めてまた来院しなければいけない面倒さがあったりしますが
その日のうちに結果が出るのはうれしいですよね。
有害重金属検査を受けた結果
はじめて受ける微量元素の検査結果にドキドキ。
水銀とか振り切れていそうだなーと思っていたのですが、
わたしの結果がこちらです↓
緑が標準範囲、黄色が少し過不足があり、
もっと過不足があると赤で表されます。
（細かく言うと、±1SD、2SDを基準にしているようです）
マグネシウムとケイ素が不足していた
わたしはどうやらマグネシウムが不足しているようでした。
マグネシウムは
歯の健康にも重要な栄養素
マグネシウムは、カルシウムを骨に定着させる成分でもあり
骨がもろくなるのは、カルシウム不足だけでなく、マグネシウム不足も関係しているようです。
（むしろ、メディアではカルシウムばかり注目されているため、カルシウムは相対的に過剰になりがち）
ということで、歯がボロボロなわたしは
早速マグネシウムを強化し始めました！
追記：エプソムソルトを買いました
しばらくサボっていましたが、
お風呂に入れて肌からマグネシウムを吸収する「エプソムソルト」を再開しました！
追記2：飲むサプリで飲み物からも強化
飲み物に混ぜるサプリで、
「飲む」形でもマグネシウムを強化し始めました！
もはやマグネシウムオタクです。笑
髪の毛や肌の材料
ケイ素も不足していた
マグネシウムだけでなく、
髪の毛やお肌のハリコシになるというケイ素も足りないよう。
髪の毛はコンプレックスだったので、
シリカ水とかためしに飲んでみようかな。
追記：シリカ水を早速買いました
素直なわたしは
シリカ水も早速買ってみましたｗ
シリカ水、飲んでみたらほのかに甘くておいしいので
継続して飲んでいます。
セレンのサプリも飲もうかと思ったことがありましたが
わたしはむしろ過剰ぎみのようでした。
気になる水銀の結果
振り切れていると思った水銀は
まさかの標準範囲内でした。
アルミニウムは、缶や鍋、レトルトパックなど
色々なところで使われていますね。
銀が過剰って…なんかセレブっぽい(^^)♡
じゃないかｗ
全体的に欠乏が目立っていた
わたしの場合、
食を切り詰めていた貧乏生活が長い質的栄養失調なので
全体的に「欠乏」が目立ちました。
過不足はあったものの、赤に振り切れている項目はなく
思ったほど悪くなかったことにビックリしました。
いやまぁ異常値はあるんですけどね。
もちろん、この結果が全てではなくて多少の誤差や変動はあるでしょうが
足りてないと思っていた亜鉛や、振り切れていそうだった水銀が
そんなに悪くなかったのは意外でした。
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先生に「栄養医学勉強してるならわかるよね」と言われましたが
わからないものだらけでしたｗ
アンチモンとかビスマスとか、何？
これ、食事改善とかしてまた受けたいけど
いかんせん気軽に受けられる金額ではないので
この結果を見て思い当たる食生活を改善するのみですね。
オリゴスキャンを行っている施設
わたしが今回受けたオリゴスキャンは
以下の施設で導入されています。
病院や歯科を選ぶ際の参考にしてみてください。
→都道府県別オリゴスキャン実施施設
お住まいの地域の近くに、
栄養療法に理解のあるクリニックや歯医者さんがあると嬉しいですね。
オリゴスキャン・重金属検査は
保険外です
ちなみにオリゴスキャンや毛髪ミネラル検査など
有害重金属を調べる検査は保険診療とはなりませんので
ご予算には余裕を持っておきましょう。
いずれもその方に必要かどうか診察したうえで検査することになるでしょうから
まずは検査が受けられるかどうか、施設に相談して
問診や診察を受けてみてはいかがでしょうか(^^)
手のひらだけでなく、
髪の毛で検査する方法もある
今回ご紹介した、手のひらで検査する「オリゴスキャン」だけではなく、
毛髪や爪を使った有害重金属検査の方法もあります。
栄養療法を行っている医療機関であれば、
毛髪か手のひらか、いずれかの検査を取り扱っている施設が多いと思いますよ。
郵送でも検査できる
病気というほどではないし、病院に受診するのはちょっと気が引ける、
検査のためだけにわざわざ病院を予約して行くのは面倒…という方は、
郵送でも検査できます。
キットを買って、髪の毛を入れて返送する形です。
今の時代便利ですね。
Amazonポイントを貯めている方にもおすすめです。
参考：オリゴスキャン公式サイト
今回は「オリゴスキャン」公式サイトさんの情報を参考にさせていただきました。
→「オリゴスキャン（Origoscan）：ミネラル有害金属測定解析システム」
記事の内容について
この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。
