「どんなことがあっても応援するからね」
「私は何があっても、あなたの味方だよ!」
いざ自分の身に何かあったとき
自分が一番辛いときに
そう言ってくれていた人に、あっさりと裏切られたり
味方と言っていたくせに、罵倒されまくった…
あなたは、そんな経験ありますか?
…わたしは何度もありますw
だから今では、
「どんなことがあっても応援するからね」
「私は何があっても、あなたの味方だよ!」
そんなことを平気で言う人は、逆に信用しないようになりました。
味方面する人ほど
信用できない理由
よく考えるとね、
窮地に陥っている人の味方をするとか
大変な状況にある他人を支えるって
簡単なことじゃないんですよね。
相手の非や
陰の部分も受け入れられるか
孤立無援になっているということは
その人に多少なりとも非があって、まわりを敵に回しているのかもしれないし
身近にいたら、八つ当たりされるかもしれない。
もしかすると、貸したお金が返ってこないとか
良かれと思って手助けしたけど見返りがないなど
あなたが割を食う可能性もあります。
巻き添えを食らうリスクもあります。
そんな状況になっても、
本当に相手を助けようと思いますか?
相手の力になりたい、私だけは相手を愛していると、言い切れますか?
というと、同性・異性や血縁関係の有無問わず
けっこうな覚悟が要るわけで。
逃げ出したり、手のひらを返して相手の非を責めて
攻撃する人がほとんどではないかと思います。
そんな状況を経験したこともないから
順風満帆な人生しか知らないから
予想もできないし、しようもない。
だから簡単に言えるんですよね。
「なにがあっても」「どんな時も」なんて。
近しい人ほど当たりがきつい
思い返してみると、どうでしょう。
辛かった時や、誰かにそばにいてほしい時に
一番あなたにきつく当たってきた人
追い打ちをかけてきた人って、意外と
一番近くにいた身内や親友(だと思っていた人)だったりしませんか?
自分が自分の敵になっていないか
この出来事を応用して、
あなた自身はどうでしょう?
何か外側でいやなことがあった時、
思い通りにならなかった時、
失敗してしまった時。
自分の欠点を責めて
自分を攻撃していませんか?
反省と自分責めは
似ているようで違う
自分の何が悪かったか。
問題点を洗い出して一時的に反省するのは建設的なことではありますが、
行き過ぎると、それはセルフパワハラと同じ。
いますよね。
一度言われればわかるのに
同じことを何度も何度も繰り返し叱責してくる、パワハラおじさん。
(おじさんじゃないかもしれませんが)
何度もグルグル同じことを考えて自分責めしてしまう、というのは
それと同じことをやってしまっているということです。
そう考えると、
自分のやっていることって怖いですよね…!!
反省は1回で十分
反省は1回気付けば、それでよいのです◎
責めてしまうくらいなら
「どうやったら次の行動で改善できるか」を考えて
シミュレーションしてみてみたほうが、前向きですよ。
まとめ:一番近い自分自身こそ
自分を一番大切にしてあげよう
一番近しい人、というのは
肉親や親友、恋人もそうですが
その人たちよりはるかに一番近いのは、自分自身。
状況が変わった時に手のひらを返したように態度を変える親友や
何度も欠点ばかりを揚げ足取りして責めてくるパワハラ上司と同じことを再現するのはやめてあげましょう。
そして、ポジティブな部分、都合の良い面しか受け入れてくれない人なんて
親友はおろか、友達でもありませんっ。
ただの味方のフリをしたフレネミーです。
自分だけは、どんなことがあっても
一番の自分の味方、理解者でいてあげる。
自分だけは、一番辛いときこそ
自分を守って、自分に寄り添ってあげる。
そんな思いを自分の心の中にしまっておくと
不思議と、内側から落ち着きが湧き出るものですよ。
記事の内容について
この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。