寒い冬は、こってりしたもつ鍋が食べたくなりますよね。
しかし、わざわざ鍋のお店に予約して行くのもなんだし、
鍋って、2人前や4人前からしか注文できないお店や
コース料理を頼まないといけないお店も多いですよね。
なんとなく一人で鍋って行きにくいし
わざわざ外食代をかけてまで行くならいいや…と思いがちで
意外と気軽に鍋が食べられるお店って少ないものです。
これまでの自作アレンジを生かせないか
けど、わたしは料理が苦手でありながら、
これまでにとんこつスープや鶏ガラお雑煮を自作してきました。
そのノリで、もつ鍋も自作できるのでは…!!
と思って作り方を調べて作ってみたら、自作できちゃいましたっ。
そして、意外と簡単に作れちゃいました。
繰り返しますが、わたしは普段、凝った料理はしません。
(食事をおろそかにしたがゆえに栄養失調になったわけですしね…)
そんな料理が苦手でも作れた、もつ鍋の作り方を今回はご紹介します!
自家製もつ鍋の作り方
「もつ」は普段買うことは少ないかもしれませんが、
意外とある程度大きなスーパーであれば、お肉売り場に売っているものです。
もつ以外の材料は、特別な食材は必要なく、
いたって普通に冷蔵庫にある材料でできてしまいます!
もつ鍋の材料
- もつ: 200gくらい/人
(写真は500g) - キャベツ、ニラなどの野菜
- にんにく (たくさん入れるとおいしいです!)
- お好みでラーメン、白米など(シメ)
今回のもつはネット通販で購入した国産もつ500gを使います!
真空パックで一口大に切られていて清潔便利ですね。
もつは普段食べるお肉より少なめでOK
もつは脂分が多いため、
普通のお肉より少ない量でお腹いっぱいになります。
ですので、見た目的にちょっと少ないかな?くらいの量でもOKです。
ちなみに普段ステーキ250〜300g食べるわたしは150~200gくらいが適量。
250g食べるとかなり苦しいです。
もつの入手方法
もつは、スーパーのお肉コーナーか、冷凍肉コーナーにあることが多いと思いますが
売っているお店とないお店があります。
ネット通販は確実かつ高品質のもつが手に入る
ちなみに売っているか確実でないスーパーではなく
ネット通販で買うのもおすすめです。
特に、もつ鍋が食べたくなる冬は寒くてスーパーまで行くのも大変だったりしますし
ネット通販だと産地が明示してあったり、品質も選べるというメリットもあります。
一口大に切ってくれていたり、使い切りサイズに小分けパックになっていたりするものもあり
かえって通販のほうが確実かつ便利だったりもしますよ。
豚ではなく牛もつがおすすめ
それから、もつは豚ではなく「牛」がオススメです!
豚もつは個人的には臭みが気になって食べにくかったです。
部位は小腸や大腸がよく見かける脂身の多いプルプルしたもつですが
お好みによって色々試してみて下さいね。
鍋の定番
白菜・もやし・きのこは不向きらしい
実は、鍋の定番である白菜やもやし、きのこ類は
水分が多く出てきてスープの味が薄まってしまうので
実はもつ鍋には向かないんですって(。・o・。)ノ
→こちらのサイトさんの情報を参考にさせていただきました!
味付け
いつものごとく大雑把な目分量なので
お好みで加減して下さい◎
- みそ: 味噌汁に入れる量よりやや多めに
- 醤油: 大さじ0.5~1くらい
- みりん: 少し
- お好みで 鷹の爪、白ごま
みそ、しょうゆ、みりんは
あらかじめ小皿に溶いておくとスムーズです。
お家にもある、手に入りやすい材料ばっかりですよね(^^)
「スープ+もつ」もたくさん売られています
味付けが不安な方は
スープ付きのもつ鍋セットもたくさん販売しています。
たとえば本場の味のスープ付きを一度買ってみて、
その味に似せて自分で作ってみるのもありですよね。
もつ鍋の作り方手順
「作る」というほど難しいでもないのですが
もつ鍋の作り方を順番に写真付きで説明します。
もつをゆでる
鍋にお湯を沸かし、
沸騰したら、強火でもつをゆでます。
もつは噛み切りにくいので、
調理する前にあらかじめ包丁や調理バサミなどで一口サイズに切っておくと食べやすくなります!
ゆで加減はもつの見た目がポイント
1分くらい煮込むと、もつがぷりっと膨らんできます。
お湯から出して、別皿によけておきましょう。
ゆですぎるとプリプリ感が失われる
ゆですぎると脂が溶けだして、もつがやせてきてしまいます。
写真撮ったりしてモタモタしていたら、
若干引き揚げるのが遅くなってペラペラになってしまいました。
作りながら写真撮るのって難しいですよね…!
残ったお湯にはもつの脂が溶けだしているので
わたしは捨てずに浮いてきたアクだけとって、
そのお湯のまま具材をゆでてスープにします。
野菜をゆでる
先ほどの残り湯のアクを取ったら
ニンニク、キャベツなど、火の通りにくいものから順に具材をゆでます。
味付けする
野菜をひと煮立ちさせたら
味付け(みそ、しょうゆ、みりん)を溶かし入れて
最後にニラを入れて、しんなりするまで2分ほど煮込みます。
最初にお湯から上げたもつと合わせたらできあがりです。
今回入れるの忘れてたけど
白ゴマも最後に振りかけると、美味しいし栄養もあっておすすめですよ。
自家製もつ鍋の完成!
いよいよもつ鍋の完成です!
締めがなくてもお腹いっぱいになります
糖質制限にはなりませんが
締めに麺やごはんを入れても美味しいです。
ですが、もつでかなりお腹いっぱいになるので
シメを食べるかどうかは、食べ終わってから様子をみるほうがよいと思いますよ。
実はもつ鍋は時短料理だった
具材を切ってゆでるだけ、とっても簡単。
15分くらいでできちゃいます。
スープが出来合いのものであれば、さらにラクチンになりますね。
ちなみに今回は500gのもつを入れましたが
半分は翌日用にタッパーに入れて冷蔵保存。
半分の250gでも、かなりのボリュームでした。
もつ鍋は栄養豊富
もつには脂分とコラーゲンがたっぷり。
ビタミンBや鉄分など、現代の人が不足しがちな栄養素も豊富ですし
脂分が豊富なので、もつ自体の栄養分はもちろんのこと、ビタミンAやDなどの脂溶性ビタミンや、脂と相性の良い栄養を吸収しやすくしてくれたりもします。
もつ鍋の具材として使うニンニクや唐辛子も
体を温めたり、抵抗力を高めたりとパワフルなスパイスですし
相乗効果でスタミナアップが期待できます◎
もつ鍋の本場福岡では、風邪をひいたらもつ鍋を食べる、という方もいるとか。
美肌はもちろん、風邪や疲れ気味の人が好んで食べるのは、理にかなっているのかもしれませんね。
あのホルモンではない。
けど、ホルモンバランスにはGOOD
内臓肉であるホルモンの語源は「放るもん」からきているそうで(こんな美味しいものを捨てるなんて…!!)
女性ホルモンやストレスホルモンなどの分泌される「ホルモン」とは意味がまったく違います。
ですが、いわゆる(男性・女性)性ホルモンは脂分が主成分ですから
脂分やたんぱく質が豊富なホルモン(もつ)は、性ホルモンの原料になりうるので
ホルモンバランスにもよい働きかけをしてくれそうです。
自宅でもおいしいもつ鍋ができる
自宅で作るからと言って
ボリュームも味もお店のもつ鍋に引けを取らない満足感。
脂分が豊富で腹持ちも良いし、内臓肉はふつうのお肉より比較的安いので
時短料理のうえコスパも最高です!
特別な材料も要らず、意外と簡単に自家製もつ鍋が作れちゃいますので
お店に行くのが面倒だったり、温まりたい、節約したいときはぜひ作ってみてくださいね。
記事の内容について
この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。