以前の記事で、コロナワクチンの接種を控えていることを書きました。

コロナワクチンこわい!副反応から身を守るため、自分でできる免疫力対策を集めてみました。

タイトルにも書いたように、
正直、副反応がこわくてあまり気が進まなかったのですが
医療従事者として優先接種の機会をいただけるだけでもありがたいことですし、
打たなかったとしても、外出自粛や行動制限の一択しか残されないと思い
ワクチンを打ってきました。

まだ接種を経験した人は少ないと思いますし、
私と同じく不安な方もいらっしゃると思いますので
その時の様子を参考のためにご紹介します。

※あくまでわたし個人の体験ですので、
全ての方に同じ体感が出るとは保証できかねます。
また、ワクチン接種の是非を啓発する意図もございません。
接種の是非や対策はご自身でご判断ください。

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コロナワクチン接種前~接種の流れ

流れ自体は
一般的なワクチン接種と同じ

コロナワクチン接種の流れは
インフルエンザのワクチンなどとほとんど同じ。

予診票を書いて、病院で体温を測って
(こういう時も、非接触型体温測定は一瞬で測れて便利ですね)
先生の診察をうけて接種可能と判断してもらってから、
ワクチン接種を受けました。

6名一組で接種を受ける

たくさんの方たちが接種を控えているため
限られたワクチンを極力無駄にしないよう、
6名一組になって接種を受ける体制でした。
(医療機関の使用している注射器によっては、5名の場合もあるかもしれません)

わたしたちも職場のスタッフさん6名で
一緒に接種を受けに行きました。

皮下注射ではなく筋肉注射

コロナワクチンは、三角筋という筋肉に打つ筋肉注射です。

三角筋は、肩パッドのように、肩を覆うような形の大きな筋肉。
腕を上に挙げるはたらきをします。

海外では筋肉注射が主流らしい

日本ではインフルエンザなどの予防接種は、「皮下注射」が多いと思いますが
海外ではもともと、筋肉注射が主流だそうです。

なぜコロナワクチンは皮下ではなく筋肉注射かというと
筋肉は細胞が豊富で、免疫を作るはたらきが活性化しやすいことと
今回のワクチンの性質上も、細胞に働きかけやすい筋肉注射が適しているため採用されているそうです。

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注射自体は痛くなかった

予防接種って、地味にけっこう痛いじゃないですか。
特に、針を刺した後に液を注入する時に、しみるような痛さがきますよね(T_T)

なので、コロナワクチンもそこそこ痛いんだろうな…と覚悟はしていましたが
注射自体は、拍子抜けするほど痛くありませんでした。
薬液を注入する時の、あのしみるようなイヤな痛さも感じませんでした。
(あくまで個人の体感ではありますが)

ワクチンを受けた後は、
急性の反応(アナフィラキシー)が起きないかどうか確認するため、
一緒に来たスタッフさんたちと(もちろん飛沫が飛ばない程度に)軽く雑談しながら病院で少し待機して
誰も何も起こらなかったので帰宅。

コロナワクチン
接種直後~当日

前提として、わたしは過去のワクチン接種で具合が悪くなったこともありません。
コロナワクチンも、接種直後はなにも変化はありませんでした。

接種直後は何も変化なし

副反応に怯えながらも
帰りに食料品を買って、自転車で帰宅しました。

数時間後から腕に筋肉痛

接種した日の夕方くらい(コロナワクチン接種して4~5時間後)から、
接種した側の腕に、筋肉痛のような痛みと重だるさを感じてきました。

とはいえ、虫刺されのような、ちょっと腫れたような痛みがあるかな、程度。

接種当日はお風呂は疲れるからやめておいてね、と言われたので、
短時間のシャワーだけにし
あんまり必要以上に血流を促進しすぎない方がいいかな、と思い
夜のジョギングもしないで自宅でおとなしく過ごしました。

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コロナワクチン
接種翌日以降の変化

接種翌日(1日後)

ワクチン接種した翌日も熱はなく、大きな変化はなかったので、
いつも通りクリニックに出勤しました。

ちなみに、若いスタッフさんは一人、
高熱が出てしまったそうで、お休みされていました。
(翌日には回復して出勤されていました)

筋肉痛で腕が痛い、
腕が上がりにくい

しかし、筋肉痛の腕が昨日より痛い

三角筋は腕を上げる筋肉のため、
注射した側の腕を挙げるのが「いたたた…」という感じで結構きついです。

仕事や日常生活には大きな支障ありませんでしたが、
高いところのものを取ろうとしたときなど、ふと腕を挙げようとしたとき
腕が痛くて上がらないということが何度かありました。

体がだるくなり、微熱が出てきた

わたしは大丈夫なのかな…と思ったのも束の間、
午前中の途中くらいから頭痛に襲われ、
午後には体がだるくなり、熱が出てきました。

典型的な風邪をこじらせた熱のような、
関節痛と倦怠感と、首まわりが腫れたような感じで、動くのがしんどい。

とはいえ、わたしの場合は高熱まで行かず、37度台。
ついにきたか…と思いながら、
少しでも回復が早まればと思い、1時間おきにビタミンCを飲んでいました。

(普段から健康維持やコロナ対策のため大量に飲むので
大容量の粉タイプを飲んでいます)

【レモン1個分は何mg?】ビタミンCのはたらきと初心者さんにおすすめする理由

前日シャワー浴だったこともあり、この日はお風呂に入りたかったので
体温を上げて抵抗力を上げるためにも、いつものエプソムソルト水素入浴に入りました。

接種翌々日(2日後)に
熱や筋肉痛は落ち着いてきた

熱が下がった

その翌日、起きてみると
熱っぽかった体調は回復していました!

熱も結局37度台までしか上がらず、
高熱というほどにはなりませんでした。

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ビタミンCと水素入浴がどのくらい役に立ったかわかりませんが、
とりあえずよかった。

筋肉痛も軽くなった

筋肉痛もかなり軽くなり、
筋肉痛はまだ少しあるものの、腕が上がるようになりました。

その翌日(接種3日後)には、
筋肉痛はほぼ消失しました。

接種2回目のほうが
副反応がつらかった

3週間後、同じ病院で2回目の接種を受けましたが
噂に聞いていた通り、2回目の副反応のほうがつらかったです。

不調の現れ方は筋肉痛や頭痛、発熱と1回目と同じでしたが
1回目より2回目の方が高熱が出ました。

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2回目の方が高熱が出た

1回目は微熱で関節が痛くてちょっとだるい…くらいだったのが、
2回目は接種翌日に38度台の高熱が出て、
全身の関節が痛すぎて立っていられないくらいでした。

一緒に受けた方も、1回目は平気そうな方でも
2回目は概ね体調が悪そうでした。

こんなに高熱で寝込んだの何年ぶりだろう…という感じで
食欲も出ないし、寝ようにも横になっても
腰やら股関節やらが痛くてなかなか寝付けませんでした。
が、翌日(接種2日後)になるとなんとか軽快しました。

逆に、筋肉痛は(高熱や関節痛のほうが辛かったのもあってか)
1回目よりもあまり強く感じませんでした。

結論:熱と筋肉痛が出たけど
数日で収まった

副反応に怯えていたワクチン接種でしたが、
慣れない筋肉注射だったこともあり、
筋肉痛で腕が上がりにくくなったのは予想外でした。

ですが、今は熱も筋肉痛も収まったので、
とりあえず一安心しています!

2回目の接種が終了したときに、
このワクチンを打ちましたよ、という接種証明書も発行してもらえました。
(わたしはファイザー製ワクチン「コミナティ」を打ってもらいました)

若い人ほど副反応が強い

若い人ほど高熱が出やすいというのは、
身に回りを見ていてもそんな体感がありました。

万が一高熱が出ても大丈夫なように、
ポカリなどの補液を備蓄しておいてもよいかもしれませんね。

一緒に働く人は接種をずらすのがベター

国も推奨していますが、
可能であれば、翌日体調が悪くなるリスクも考慮して
一緒に働く方はなるべく接種日をずらすとかしたほうがよいと思います!

わたしの職場は人数が少ないので全員同じ日に接種を受けましたが
みんな体調が悪い中、高熱で休んだ人のカバーをするという状況になり
色んな意味でけっこうきつかったです…

という感じで、
ワクチン接種をした体感はこんな感じでした、という体験談でした。
これで少しでも重症化リスクが減ったり、収束に向かってくれるといいですよね。

※個人の体験談であり、
体質や体調によって個人差がありますので
本記事の情報はあくまでご参考程度になさってください。

記事の内容について

この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。

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不規則な食生活をきっかけに体調とメンタルがボロボロになった経験から、食が体に及ぼす影響の大きさを実感。
栄養医学を学んで、自分の体で試行錯誤しながら実践した体験記をブログにご紹介しています。本業は医療従事者。

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