「サプリを色々試してみたけれど
思うように調子がよくならない。」
このような方って、意外と多いように思いますし
「私には合いませんでした」というサプリレビューをよく見かけます。
わたし自身も、サプリを始めた当初はなかなか思うように効かず
自分にだけは効いてくれないサプリや栄養療法自体を恨んだこともありました。
同じ人間のはずなのに、なぜ
効く人と効かない人がでてしまうのでしょうか。
サプリが効きにくいのは
うまく吸収されていないから
サプリや栄養改善が思うように効かない理由は
以下↓の記事にまとめさせていただきました。
サプリが効かない原因とは。「どうせ効かない」と諦める前に知っておくべき4つの見直しポイント
まずはサプリの品質と量ありき
詳しくは上記の記事に書きましたが
まずは、サプリ自体の品質や量が適切であることが大前提。
そして、魔法の一粒を期待するのではなく、コツコツ継続することが大切です。
しかし、サプリの量や品質は十分に調べたうえで
いつまでもサプリが思うように効かないとなると
主な原因として考えられるのは
腸の吸収がうまくいっていない可能性があります。
せっかく体に良い栄養を入れても、
吸収されていないのではもったいないですよね。
不調の根本に
腸のトラブルを抱えている人が多い
そして、メンタル不調や、アトピーなどの肌トラブルのように
栄養の改善がカギになる不調でお悩みの方のうち非常に多くの方が
下痢や便秘など、お腹が弱い体質を抱えていることを経験的に感じます。
では、このような場合どうすればいいかを一緒に考えましょう!
栄養を「足す」前に
不要なものを「引く」
このような方は、良い栄養を足す前に、
体の余分なものを「引く」ことがとても重要です。
たとえば、いくら水がきれいでも
水が流れる水道管が汚れていたり、目詰まりしていては
蛇口から出る水の品質は落ちてしまいますよね。
それと同じように、
腸はこれから体に入る栄養分が必ず通る場所ですから
老廃物や有害毒素が少なく、きれいな腸のほうが、
より質のいい栄養が体に入っていきやすくなります。
つまり、デトックスです。
栄養の吸収は「小腸」がカギ
そして、一般的に腸というと、
水分を吸収して便をつくる「大腸」が連想されがちですが
ここでいう「腸」は主に、栄養分を吸収する主戦場の「小腸」という前提でお話します。
小腸というのは、上(口)からも下(肛門)からもアクセスしにくい場所で
未だその機能は知られきっていないブラックボックスの臓器とも言われています。
腸内環境デトックスの方法
ではどうやって、その小腸をきれいにするかというと
- 腸を休める
- 腸の負担になる食材を避ける
- 老廃物や毒素の排泄を促す
にわかれます。
サプリを飲んだり、積極的に何かを摂るとか増やす、というより
どちらかというと「引き算」ですね。
早速説明します!
腸を休める
飽食の現代では、常に何かを食べていたり
食べすぎているということも少なくありません。
それはつまり、
腸が休む暇なく働いているということでもあります。
食べない時間は腸の掃除の時間
お腹がすいて、腸が空っぽの時間というのは
腸のお掃除の時間とも言われています。
おうちの掃除でも、ものは極力少ないほうが
掃除がしやすいのと同じようなものかもしれませんね。
空腹で腸が空っぽになっていると、
体の自己再生能力も高くなることが知られています。
食べ物がしばらく入ってこないことによって
体にあるものでやりくりしようとする働きが活発になるのです。
節約というか、リサイクルというか、体って賢いですよね。
それが、常に食べっぱなし、
休む暇もなく食べ物が入ってきていると
掃除や自己再生する暇がなくなってしまうということですね。
1食抜いて
腸の自浄作用を生かす
とは言っても、
いきなり断食をしろという極論ではありません。
専門的な知識や体調管理を整えないと、断食はかえって体にリスクもありますので
食事の量や質は確保しつつ、食事をなるべく短時間の間に済ませて「食べない時間を設ける」ことによって、
腸のお掃除の時間を意識的に作ってあげるとGOODです!
最近では「16時間断食」が有名ですね。
1食抜けば食事は8時間に収まる
16時間というと、長く感じるかもしれませんが
寝ている時間も含めるので、そこまで不自然な食事を強いる必要はありません。
実は、1食抜けば、それだけで16時間断食になります。
たとえば…
- 朝食を抜いて、12時の昼食と19時の夕食
- 夕食を抜いて、6時の朝食と13時の昼食
- 昼食を抜いて、10時のブランチと16時の夕食
など、時間帯はライフスタイル次第でしょうが
このどれか↑ならできそうですよね!
実は、「食べない」ことの健康効果はごく最近だけではなく、
何年も前から形を変えて注目されています。
↑こちらの本は、20年前に出版されていますが
Amazonベストセラーになっています。
朝食神話を疑ってみる
わたしもずっと朝食は必ず摂る派だったのですが
最近は朝食は食べないほうがむしろ体がスッキリする気がして
朝食は摂らなくなりました。
よく考えると、
食べ物が十分に確保できるとは限らない狩猟採取の時代に
朝から食事が十分用意されているほうが不自然ですもんね。
1食抜くと、作ったり食べたりする時間も不要になり
時間の節約にもなります。
最近は著名人でも1日1食や2食を公言する方が増えましたよね。
朝食を必ず摂りたい方は、夕食抜きなどでトライしてみてはいかがでしょうか。
腸の負担になる食材を避ける
また、
小麦に含まれるグルテンや乳製品に含まれるカゼインは
摂りすぎると、腸粘膜をいためてしまいやすい物質です。
一方で、グルテンやカゼインも
糖質のように「食べたらやめられない」中毒性があるので
最初はやめるのが辛いかもしれません。
お腹が弱い方でパンや麺類が好きな人は、
なるべくお米で代替するのがベターです。
お米は糖質ではありますが、
グルテンのように体の刺激にはなりにくい食べ物です(^^)
どうしても小麦製品が食べたいときは、グルテン量の比較的少ない
スペルト小麦(品種改良が加えられていない原始の小麦)を試してみてはいかがでしょうか。
お腹が張りやすい食材を避ける
また、お腹が張りやすい体質の方では
本来常在菌の少ないはずの小腸で、細菌が繁殖している
SIBOという状態なっていることもあり
一般的に体に良いと言われる果物や果物、食物繊維、発酵食品などが
小腸のなかで異常発酵を促して、お腹が張る原因になっていることもあります。
全部食べてはダメというわけではなく、
どの食材に反応しやすいかは人それぞれですが
一般的に体に良いと言われていたとしても
「これを食べると(自分は)お腹が張る」という食材は、避けた方が無難です。
老廃物や毒素を排泄する
もう一つのデトックスの方法は、
腸にこびりついた老廃物や、有害物質などを
積極的に排泄したり、解毒を促す方法です。
わたしたちは無意識のうちに、
食事から化学物質や農薬をたくさん摂ってしまっていますから
体に備わったデトックス機能だけに頼らないで、
排泄や解毒を促すサプリなどを飲むということですね。
おすすめのデトックスサプリ
お腹が張りやすい方には
カンジダサポート
カンジダが再発しやすい方や、
甘いものをついつい食べてしまう方、
しつこいおなかの張りが気になる方には
カンジダサポートがおすすめです。
ハーブのような薬味のような苦い味がしますが
お腹がモヤっと張って「さっき食べたあれのせいかな…」
という時に飲むと落ち着きやすいです。
デトックスというよりは、
腸の悪玉的な菌を鎮めるというほうが近いかもしれません。
ベントナイトで腸のお掃除
便秘がちな方や、腸の老廃物をデトックスしたい方は
ベントナイトがおすすめです。
ベントナイトは、クレイ(泥)の一種で
その名の通り、ドロッとした液体を水に溶かして飲みます。
見た目ほど味にクセはありません◎
吸着効果があり、不要物や老廃物を吸着して排泄を促してくれます。
宿便が出る!お腹が軽い!とSNSでも評判で、著名人も愛用しているベントナイト。
わたしもシリカ水に溶かして飲んでいますが、
お腹がぺたんこになるので、とても気に入っています。
【腸内の老廃物をお掃除】ベントナイト。買ってみたので飲んでみた体感と味をレビューします
※あくまで個人の体感です。
感じ方は体質によっても差がありますことをご承知おき願います。
デトックスは水分補給を欠かさずに
デトックス系のサプリを飲むと、尿や便の排泄量が増えたり
水分の入れ替わりがさかんになったりしやすいですので
水分補給はこまめにされることをおすすめします。
もちろん、老廃物を出す代わりに
質の良い水を飲めば、デトックス効果も倍増しますよね!
シリカ水でデトックス効果倍増
特におすすめはシリカ水。
シリカ(ケイ素:SiO2)にも重金属吸着作用があり
水銀や鉛など、体に蓄積すると有害な物質を排出してくれるので
シリカ水でデトックスサプリやベントナイトを飲んだり、16時間断食中にシリカ水で空腹をしのげば
より一層デトックス効果が高まる期待ができますよね!
※効果を保証するものではありません
シリカ水比較はこちらの記事↓にもご紹介しています
【シリカ水比較】水好きがシリカの摂れるミネラルウォーターを探してみました~健康の土台は良質な水から~
まとめ:サプリ・栄養改善の前に
栄養の入り口、腸を整えよう
ということで、腸内環境を改善し
小腸の老廃物や有害物質、悪玉菌を掃除して
きれいな状態に保つ方法を、色々な角度からご紹介しました!
サプリや栄養改善をしているのに
なかなか思うように体感が感じられない。
お腹が張って、便秘や下痢をしてしまいがち。
そんな方はぜひ、ご自分の体調や体質、興味のある内容に合わせて
試してみてくださいね。
記事の内容について
この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。