※本記事はあくまで個人の倫理感と仮説であり、
読み手を扇動したり、議論を求める意図は一切ございません。
実践や内容の吟味にあたっては自己責任でお願いいたします。
わたしは医療従事者なので、コロナ診療には関与していませんが
有難いことに、コロナワクチンの優先接種を受けられることになりました。
高齢者や一般の方への接種受付も、動きつつあるようですよね。
コロナワクチンの副反応が怖い
接種を目前に控えているのですが
正直、とてもこわいです。
ちなみにわたし自身は、ワクチンはあまり好きではありませんが
インフルエンザワクチンなどは、必要であらば打ってきた人間です。
不特定多数の人と接する医療従事者として
「人に移さない」ためにも、ワクチンを打っておくに越したことはないし
今後、どこかにお出かけや旅行するにしても
いちいち自粛だの隔離だの制約を受けるのはもういい加減いやなので接種を受けることに決めましたが、
ぶっちゃけ、コロナ感染よりも、ワクチンの副反応の方が怖い。
コロナ感染と違って
若者もリスクが高い
コロナウィルスによる肺炎が重症化しやすいのは高齢者が多いですが
(最近の変異型は若年層も重症化していますし、若いから重症化しないわけではありませんが)
ワクチンの副反応はむしろ、高齢者よりも免疫応答反応がしっかりしている若年者のほうが起こりやすく
実際にあらゆる年齢層で亡くなられていますし、基礎疾患のない20代の若い方も亡くなられています。
これ、コロナ死とはまた、わけが違いますよね。
これまで1年以上も外出自粛を強いられ、自らの感染リスクを背負いながら
コロナ患者の対応に尽力し(コロナ診療をしている医療従事者かはわかりませんが)
飲みに行きたいだとか、旅行に行きたいとか全て我慢して
窮屈な生活と、リスクのある過酷な労働を続けて
やっと回ってきたワクチン接種で突然命を落とすって、あまりにも無念すぎないでしょうか。
ただの確率論ではない
しかも、そんな方たちが、あくまで「たまたま亡くなった」で片付けられる。
たとえ確率が何万人に一人だとしても、
非常に悔しいし、悲しいし、他人事とは思えません。
そして、亡くなられて報道されている「犠牲者」の方は
あくまで氷山の一角。
「自分が当たらなければオッケー」ではなく
その水面下には、死なずとも何らかの異変を感じている人や
「これって副反応なんだろうか…?」と報告をためらっている人などが
亡くなられた方以上の人数が潜在的にいるはずです。
ただの確率論ではなく、体に何らかの異変が起きて死に至っているわけですからね。
重症化リスクの比較的高くない、40代以下くらいの若年者であれば
わたしと同じように考える方も少なくないでのではないでしょうか。
ワクチンを打たないと
永遠に外出自粛が終わらない
しかし、とはいえ
「ワクチンは悪だ!反対!」と主張するわけではありません。
実際にワクチンを打ってなにも異変のない方もたくさんいますし、
なにより、自粛もういやですよね。
飲みにも行きたいし、旅行もカラオケもイベントも行きたいし
1日中パソコンやスマホにばっかり向かっていたら、目も首も肩もしんどい。
ワクチンを打たないとか、ワクチンを止めるべきだとかでは
自粛と感染拡大のいたちごっこは一向に進まないわけで。
ワクチンが良い悪いという二者択一の極論では、永遠に答えは出ません。
接種は強制ではないが、この状況を終わらせるには
打たざるを得ない
接種は自由意志ではありますが、できれば打ってほしいという文脈です。
まぁそれもそうで、ワクチンでも打たない限り、この状況がいつまでも収束しないのは明らかですしね。
今回の予防接種は感染症の緊急のまん延予防の観点から実施するものであり、国民の皆様にも接種にご協力をいただきたいという趣旨で、「接種を受けるよう努めなければならない」という、予防接種法第9条の規定が適用されています。この規定のことは、いわゆる「努力義務」と呼ばれていますが、義務とは異なります。接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断いただくことになります。
ワクチンを打つことによって、感染拡大が減ったり感染者や亡くなられる人が少なくなり
自粛一択で八方ふさがりな経済活動に活路を見出せるのであれば、
「コロナを移す可能性のある人」を減らす意味では
ワクチンを普及するに越したことはないとも思い、接種することにしました。
ただ恐怖におびえるだけでなく
原因とできる対策を調べまくる
とはいえ、ただ恐怖に怯えて、
わずかな確率に当たらないよう
運に全てを委ねているのでは、心許なさすぎる。
繰り返しますが、副反応は宝くじのような「運」ではなく
体の中で、死に至るほどの何かが確実に起きているわけです。
であれば、1ミリでも副反応が起こるリスクを減らすべく
自分でできる対策は何かないものか、
もし、万が一副反応らしき変化が見られたらどうすればよいかを
自分なりに調べてみました。
ワクチンの副反応は
どのようにして起きているのか
以下に書く内容は、あくまでわたし個人の予想であり
断定するものでもなければ、確実な効果があるわけでもありません。
記事を公開してよいものかも迷いました。
騒いで待っているだけでは
リスクは変わらない
しかし、何もせずにただ「確率から逃れる」ことを受け身で待っていたり
良いだの悪いだの、ただ思っていることを主張し合っているだけでは、リスクは何も変わりません。
ネット上には「感染を減らすためにワクチンを受けましょう」と
リスクを棚に上げてやみくもに接種を勧めるような、何の参考にもならない記事ばかりですが
そんなきれいごとを論じ合う暇があるなら、
リスクを1ミリでも減らせるように対策をした方がいいですよね。
当記事の内容がどこまで役に立つかは未知数ですが
これを読まれている方や、大切な方の安全や安心に少しでも役立てれば幸いです。
副反応の事例から考えられること
亡くなられた方の情報が少なすぎるので
あくまで推測であることを前置きさせていただきますが、
コロナワクチンの接種後に亡くなられた方は
脳出血や大動脈解離、子宮内出血など
出血性の疾患が目立っているように思えました。
わたしも頭痛持ちなので、
運悪く脳出血を起こしてしまったらという怖さがありました。
「ワクチンとの関連性は否定的」などとコメントされているケースも見受けられますが
しかし、少し踏み込んで考えてみた今は、「関係ないわけないだろ」と思っています。
出血は運ではなく
あくまで結果
たしかに、直接の死因だけを見ると
ワクチンと出血は、何ら関係ないように見えます。
が、「出血を促すような変化」が体の中で起きていた
→その最悪な結果として、命に関わる臓器で出血が起きてしまい、不幸にも亡くなられてしまった
と掘り下げて考えると、医学的にはなんら不自然な現象ではありません。
実際に、ワクチン接種によって
出血をコントロールする血小板減少などの副作用がごくまれに起きることは、
コロナワクチンに限らず、以前から報告されています。
海外でも血小板減少の事例があった
日本では人口も限られているし、ワクチンが開始されたのもごく最近なので
海外ではどうだろう、とコロナワクチンと血小板減少について調べてみると
海外でも同じような症例がいくつか上がっていました。
- Prothrombotic immune thrombocytopenia after COVID-19 vaccine
- Thrombocytopenia with acute ischemic stroke and bleeding in a patient newly vaccinated with an adenoviral vector‐based COVID‐19 vaccine
- Immune thrombocytopenia in a 22‐year‐old post Covid‐19 vaccine
(他にもまだ色々文献はありそうでした)
ここまで国をまたいで再現性があるのに
表面的な事象だけを見て「関連性がない」と報道してしまうのは
(水面下では調べられているのかもしれませんが)
血小板が減ると出血しやすくなる
血小板は、簡単に説明すると出血を止めるための細胞です。
血小板が減ると、普段は出血しない微細な刺激でも出血したり、出血が止まらなくなったり
大量の血液を必要とする臓器で微細な出血が起きると、命に関わることもありえます。
血小板減少は異常な免疫応答
それでは、コロナワクチンが血小板を減らすのかというとそうではなく、
ワクチンに過剰に反応して、本来は作られるはずでない、自分の血小板細胞に対する異常な抗体(自己抗体)が作られてしまうことが原因です。
副反応のリスクを減らすべく
自分でできる対策とは
もちろん、ワクチンによって起こる副反応はこれが全てではないでしょうが
ここまで「しくみ」がわかってくると、ただ確率的に脳出血に怯えるのではなく、いくらか対処のしようがあります。
どのくらい効果があるか、本当に効果があるかの保証はできかねますが
わたしはこのブログで栄養素のことを書いていますので
食べもの面から少しでも関係のありそうなことの一例を列挙してみます。
一つ一つ詳しく書くとかなり長くなってしまいますので
他のサイトや本などの情報も照らし合わせて、自己判断で取り入れてみて下さい。
免疫力の強化
先ほど書いた異常な「自己抗体」ができてしまうのは、
免疫の過剰な反応です。
体のバリア、免疫力を整えておくことで、
免疫系が暴走するリスクを抑えます。
- ビタミンD
製造元 California Gold Nutrition
- マグネシウム
- クルクミン(ウコン)
ウコンがたくさん含まれるのはカレーです!
カレーなら気軽に食べられますよね(^^)
腸内環境を整える
また、腸は免疫の要です。
腸内環境を整えて腸をきれいな状態に保っておくことも免疫力に関係してきます。
- グルタミン
- 小麦と乳製品(グルテン・カゼイン)を極力減らす
- 食べない時間を設けて腸を休ませる(16時間断食など)
腸内環境を整えるのは、
何かを足すよりも、腸の負担になるものを「減らす」のがおすすめです。
解毒
ワクチンは「異物を入れる」ことでもあるので
異物を速やかに消化しやすくするための対策です。
- ビタミンC
- グルタチオン
製造元 Source Naturals
- α-リポ酸
炎症を抑える
- DHA/EPA
※ご紹介したものはあくまで一例です。
これが絶対というものではありませんので、自己判断でお選びください。
食べもので自然に取り入れる方法
色々書きましたが、いきなりサプリには抵抗のある方もいるでしょうし
一番手軽でおすすめなのは、
「カレーを食べる」「食事の回数を減らして腸を休ませる」でしょうか(^^)
もちろん、極端な断食しろというわけではなく
水分はしっかり摂ってくださいね。
こちらのクリニックさんのサイトも
とても詳しく書かれていておすすめです。
→免疫を整える栄養と食材:麻布医院
もしもの時に受診できる病院や
受診方法を調べておく
こうやって対策をしていたとしても
万が一いざ不調が現れてしまったとしたら、病院を頼りましょう。
病院でしかできない対処法もありますし、検査してどこが悪いのかも、客観的に判断してもらえますからね。
出血の症状に限らず、
何かおかしいな、と感じたらすぐに受診できるよう、
近くやアクセスの良い病院を調べておくとよいです。
あわてている時は、何かと思考回路が回らなくなったり不安になったりもしますから、
冷静なうちに診療時間や予約方法、病院までの交通手段などを、事前に下調べしておくことをおすすめします。
総合病院より身近なクリニックがおすすめ
いきなり大きい病院を受診するのではなく、まずは信頼できそうな個人病院をあたり
対処が難しそうであれば、そこから紹介状を書いてもらう方がスムーズです。
大きな総合病院は、結局待ち時間や初診料がたくさんかかってしまったり
それこそ今の状況では、コロナ患者さんを受け入れている施設であれば、人手や病床不足などで通常診療に影響が出ている可能性もありますからね。
もちろん、ワクチンを打ってもらった医療機関や、
医療従事者の場合は自施設で診てもらうのでも良いのですが
受診したい時に開いているとは限りませんから、勤務時間外に受診できるところを調べておくと安心ですよ。
大切なのは
今の自分にできることを考えること
ここまであくまで自分の仮説や考えを述べさせていただきました。
もちろん、これで完全にコロナワクチンの副反応が防げるという断言はできません。
大切なのは、記事で書いた推測が本当かどうか、ではなくて
起きたことの原因を深堀して、似たような現象や法則性が過去になかったか
何か対策ができないかを考えて、調べることだと思うのです。
新型コロナウィルスの蔓延もそうですが
医学に限らず、過去に前例のないことは起こります。
前例のないことは、誰も正解はわからないし、誰も守ってくれません。
「やったことがないから、新しいから受け入れられない」と言っていては
国や権力の言いなりになるしか選択肢は残されなくなります。
コロナ感染でも死ぬかもしれないし、ワクチンでも死ぬかもしれない。
それならもう、納得のいく答えを自分で探すしかない。
そうした「未知の事態」に遭遇した時に、
信ぴょう性だの、良いだの悪いだの口だけ動かしているのではなくて
仮説を立てて自分なりに取れる対策を講じることが、
自分の身を守ることにつながるのではないかとわたしは考えています。
情報に流されずリスクを把握して、自分のできることをしながら身を守りつつ、
1日も早くコロナ感染が収束して、楽しく出掛けられるようになると良いですよね!
追記:
ワクチン接種を受けてきたその後
その後、ワクチン接種を受けてきましたので
実際の接種の流れや、その時の体調の変化を記事に書きました。
痛かったのか、熱は出たか…
あくまで一個人の体験談ではありますが、
気になる方はこちらの事後報告もよろしければどうぞ。
記事の内容について
この記事は医療従事者が執筆していますが、あくまで個人の経験・体感をもとに書いたものであり、特定の疾病の診断や治癒、すべての方へ効果効能を保証するものではございません。
掲載内容の実践にあたっては一切責任を追いかねますので、内容をよく吟味のうえ、自己判断でお願いいたします。